ペヤング わかめMAXやきそば 新商品河津掛け

11月 10, 2016 No Comments by

全国に三億五千万人程(霊体含む)居ると思われるペヤング信者もベルセルクの蝕のような暗黒の時代を乗り越え、心持ち的には火野正平の自転車紀行くらいには安定してきたかと思われますが、そんなぬるま湯など許すまじと何処ぞの神殿に突っ込んでいく大工の息子のような激しさでペヤング教団本部(別名まるか食品)から衝撃の新商品の発表がありました。

ペヤング わかめMAXやきそば』です。

イカスミやきそばの時にも書きましたが、いくら教団本部からのありがたきご神託とは言っても、イカにもタコにもという話題性のみを狙っていった商品開発に関しては免罪符を眺めるマルチン・ルターのような批判的な気持ちも無きにしもあらずといった感じだったのですが、このノーマルやきそばにただワカメを多めに突っ込んでみましたという、第三帝国末期の超重戦車のような破れかぶれ感には卑劣な共産主義者を倒すために共に玉砕しますと志願せずにはいられませんでした。マインヒューラー!

コンビニ先行発売ということだったんですが、発売日にすぐに飛びつくとタマキンに低周波治療器取り付けるようなユーチューバーみたいでヤダなと思ったので、アメリカンサイコの主人公のように数日置いてテンションを高めてからの実食です。
ペヤング わかめMAXやきそば
というわけで買ってきましたが、どうですこの素晴らしいフォルム(カーグラTVの松任谷正隆風に)。
普通のやきそばのパッケージ背景をワカメに変えて、ポジティブ薬ギメポエム風筆文字を乗っけただけという雑さ。『仁義なき戦い』ファーストで梅宮辰夫演ずるトコロの若杉寛が逃亡のため学ランで変装し「天ぷら(偽学生のこと)バレやせんかいの」とか言うんだけど「いやどう見てもバレるだろ!」と劇場の客全員が突っ込みを入れるような雑さです。
しかし、“醤油味”ってのはなんでしょね。ソースじゃないんですね。

乾燥ワカメは麺と共にすでに入っているか、別袋になっているかと思ったのですが、予想に反して“かやく”として薬味やらと一緒にまとめられています。
ペヤング わかめMAXやきそばの具
ここで気になるのはノーマルやきそばの薬味と違い~というか、ワカメ除くとほぼインスタントラーメンの具じゃないかという。ソースらしきものはノーマルと同じかな。ともかくお湯を入れて待ちましょう。
ペヤング わかめMAXやきそば 湯注ぎ前
それにしても、蝕の時代のアレやコレやでパッケージが蓋じゃなくなったというのは本当に残念というか。麺が流れちゃうかも!みたいなパズルパニックのようなドキドキ感が良かったんですけどね。

ポケモンを博士に送るように共産主義者共をとか(続いてました)考えた後にお湯を捨てます~が、湯切れがメチャメチャ悪い!明らかに大量のワカメが原因。そして捨て湯が磯臭い。
ペヤング わかめMAXやきそば 湯切り後
開けてみると以外にワカメワカメしていません。まぁパケージ並にだったらワカメサラダ食えよってことですな。
ペヤング わかめMAXやきそば 完成
仕上げとしてソースをかけますが、妙にサラッとしてます。
で、実食~うーんコレやきそばじゃなくね。というかエースコックのわかめラーメン(汁なし)じゃん。“醤油味”ってとソースがサラッとしているのはこれか。石立鉄男が「この薄汚いシンデレラ!」と言いながら怒り顔で窓から入って来たと思ったら「わーかめすきすきー」とニコヤカに踊り出したような落とし穴感。モーガン・フリーマンが止めとけっつってるのにブラッド・ピットが箱を開けてみると石立鉄男の生首が入っていたみたいな。

教団本部(まるか食品)はジョン・ドウよろしく我々に「七つの罪源」を思い出させたかったのかもしれませんが、恐らくこれはぬるま湯に使っている信者達にもう一度ノーマルやきそばの素晴らしさを思い起こさせようという深謀遠慮に違いありません。
マヤとかアステカ文明なんかにはキツめのハーブやらをブチ込んだ暗黒サウナ風呂に人を閉じ込め、肉体的にギリギリの状態になったら扉を開けて外に出し、現世の素晴らしさを実感させるという文化があったそうですが、それに近いものがあります。
そういった意味で、ブラック企業が跋扈する現代日本の企業戦士の食事にこそ「ペヤング わかめMAXやきそば」はふさわしいと言えるのかもしれません。V8を讃えよ!ならぬノーマルペヤングを讃えよ!

ということで、口直しにノーマルやきそば食いましたけど。

MONO

ライターの紹介

正規軍に偽装したWEBゲリラ屋。ゲバラよりはカミロ・シエンフェゴスって思うけどヨタヨタのカストロに一番感情移入してしまったり。

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