ペヤング 激辛やきそば 新商品河津掛け

ボンクラの身体の半分はペヤング(やきそば)で出来ています。
そのペヤングの新商品を出したと聞けば当サイト的に黙ってはいられません。というか食うことが迷えるペヤング教徒の義務といっていいでしょう。ペヤングは過去に通常のやきそばを二倍にしただけという、母親と離婚して離れて暮らしているドカタの親父に久しぶりに会ったら作ってくれた~みたいな「超大盛」など、男前な商品を繰り出してきたわけですが、今回の商品は「激辛」とのこと。激辛ブーム去ってなくね?とかいうことを言ってはいけません。この時代錯誤感こそがペヤングの魅力なんです。
まずは商品内容を確かめるべく教団本部であるところのまるか食品ホームページを覗いてみることにしましょう。シンプルな造りにも驚かされるんですが、FLASHムービーの最後、夕景の都市をバックにスライドして行く商品というセンスに度肝を抜かされます(すでにリニューアル済み)。強烈なダメージを受けつつも、商品情報ページに移動すると新商品「ペヤング 激辛やきそば」の情報が追加されていますのでそれを確認。

口の中に刺激を受けるほどの激辛ソースになっております。一口食べただけで辛さが全身に伝わり、すぐに体が熱くなります。食べる際には飲料水が必須になるほどの辛さです。激辛好きにチャレンジしてもらいたい商品になっております。

流石教団本部、信者を煽るのが上手いです。○○○○並ですね。自分も「びっくり日本新記録」の轟二郎のような気分でチャレンジするしかないと発売当日にコンビニにダッシュしたものの、商品が行き渡ってないのか入手できたのは次の日の夜でした。インターバルを置いたので若干テンション落ち気味です。まぁ冷静になれて良いかな。
ペヤング 激辛やきそば
いやー、赤い。多分オッサンが「こんなに赤いんじゃ三倍辛いんだろうなー」とか言って周りの人間に無視されるといった状況が国内だけでもで3件くらいありそうな赤さです。さらに赤に対してのビビットな色を使い「激辛」「辛さレベルMAX」などの文字、爆弾マークにお子様ご注意という警告もあり、ベニテングダケ並の分かりやすさで危険なんだなということをこちらに理解させてくれます。フィルムが少しズレてるのもペヤングらしくて良いです。
ペヤング 激辛やきそば・パッケージ
フィルムを剥いてみると箱の形が通常のものと違いツルンとしてます。簡易的な造りになっているんでしょうか。通常版は横がデコボコしてますよね。
ペヤング 激辛やきそば・ケース
蓋を開けてみると麺とフリーズドライの具の袋は通常のものと全く同じなのですが、青のりとかやくの袋がありません。それに対してのソース袋は文字の色も赤くなってますが、中身が明らかに赤い。ソースだけで辛味を出してくるというのは意外でしたが、この一本気なところがペヤングです(しつこい)。
ペヤング 激辛やきそば・ソース
というわけで実食。湯を注ぎ2分半待った後(固めが好き)、湯を捨てて蓋を開けます。ここまでは何時もと一緒。しかし、ソース袋の端を切り中身を出すと、通常のものとは違い何かドロリとしてます。キテマス、キテマス。最後に箸でグルグルとかき回すとやっぱし赤い、赤いよ。
ペヤング 激辛やきそば・グリグリ後
期待に胸を膨らませ食べ始めると、ん?あんまり辛くないですね。というかソースに通常のものとは違う妙なコクのようなものがあり普通に美味しい。うーむ、ペヤングらしからぬとか洗練方向なのかといぶかっていたら何か口の中が変。いや辛い。辛い辛い辛い辛いカライ、というか痛い。イタタタタタ、痛っ、水飲みたいけどそれどころじゃない。そんな感じでイタッイタッとか言いつつ汗を出し、どんどん口に運んでいると、あっという間に食べ終わってしまいました。やっぱりペヤングはペヤングです。オットコマエだぜ。
美味しいけれど尋常じゃない辛さでエクストリームなペヤング体験ってのはなかなか新しく信者各位は是非このイニシエーションを受けるべきでしょう。食べた後もしばらく汗が止まらず胃が熱かったです。しかし、書いているようにホント~に辛いので、そっち方面が苦手な方は敬虔なペヤング信者であっても手を出さないのが懸命かと思われますのでご注意を。

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